
物流業界でよく使われているネステナー。
一体何を指すのか、よくわからない人も多いんじゃないでしょうか。
ネステナーとはどんなものなのか、そのメリットはあるのか、紹介したいと思います。
ネステナーとは物流倉庫に設置できる保管棚のこと!
ネステナーとは、簡単に言うと、物流倉庫に設置できる保管棚のことを言います。
使う方法は簡単で、倉庫に設置し、そこの上部と内部にパレットを付けるだけ。
そして、そんなネステナーを倉庫に並べて設置すれば、種類別・地域別などで、簡単に仕分け収納ができるようになります。
また、ネステナーは2段、3段と重ねて設置することも可能です。
横・縦と倉庫の広さに合わせてネステナーも設置できるので、倉庫を隅々まで有効活用できるんですね。
ちなみに、ネステナーには、逆ネステナーというのもあります。
その違いは棚の場所。
ネステナーは荷物を置ける棚が下、逆ネステナーは棚が上と、棚の場所が真逆に変わるのが違いですね。
ネステナーのメリットとは?
ネステナーの最大のメリット、それは保管効率の向上が見込まれる事でしょう!
倉庫に普通に荷物を置く場合、一番下の荷物が潰れてしまう為、荷物の重ね置きには限りがありますよね。
なので、どんなに高さがある倉庫でも、置ける荷物の数は限られてしまいます。
一方、ネステナーなら2段3段と積み重ねれば、その分だけ荷物を置くことが可能です。
倉庫の高さ、そして広さに合わせて効率よく荷物を保管できる、これがネステナーの一番のメリットですね。
また、組立不要で固定せずに設置できる為、気軽にレイアウトの変更ができるのも強み。
ネステナーは重ねて保管もできるので、使用してないネステナーを保管するのにスペースを取らないのも大きなメリットです。
ネステナーとは、そしてそのメリットとは、この二つの疑問について、お答えしました。
物流倉庫に必須となっているネステナーは、ネットショッピングの需要が増している今、とても重要な機器になっています。
物流業界と関わりのない人には縁のないものでもありますが、私が頼んだ荷物は物流倉庫のネステナーに保管されているんだ、一度はそう思いを馳せてみるのも悪くないんじゃないでしょうか。